取引関係の仕訳は複合仕訳が多く、入力が面倒ですが「伝票辞書」に登録すると簡単に入力ができます。
「伝票辞書」は、毎月の決まっている取引を事前に登録しておく機能で、「仕訳辞書」との違いは複合仕訳が登録できる点です。
取引金額も同じ場合は、金額も登録しておくと伝票辞書から選択するだけで仕訳入力ができます。
私は、取引の他、給与、法定福利費、税理士報酬などを伝票辞書に登録しています。
以下のような複数行ある仕訳も選択するだけで入力できますよ✨
【法定福利費の伝票辞書入力】
借方 | 貸方 | 摘要 | ||
---|---|---|---|---|
法定福利費 | 〇〇〇〇〇〇 | 普通預金 | 〇〇〇〇〇〇 | 健康保険 |
法定福利費 | △△△△△△ | 普通預金 | △△△△△△ | 厚生年金 |
法定福利費 | □□□□ | 普通預金 | □□□□ | 子供子育て拠出金 |
「伝票辞書」のおかげで楽に複合仕訳入力ができて助かっています(*^^*)
今日は、「伝票辞書」を登録して業務を効率化する方法をご紹介します。
伝票辞書の登録の仕方
①「設定」「取引辞書」「伝票辞書」を選択する
設定から取引辞書の伝票辞書を選択します。
②新規作成を選択
新規作成を選択します。
③伝票辞書設定で取引名と仕訳を設定する
伝票辞書の一覧に表示される取引名を設定します。
仕訳では、勘定科目と毎月同じ場合は金額も登録します。
④登録ボタンを押す
登録ボタンを押すと、伝票辞書に登録が完了します。
伝票辞書の使い方
①振替伝票の伝票辞書ボタンを押す
振替伝票の右上の伝票辞書のボタンを押します。
②一覧から選択する
取引の一覧が表示されるので、入力したい取引を選択します。
必要ない伝票辞書は非表示にしよう!
伝票辞書には、初期の状態で50個ほど取引の仕訳が登録されています。
使用しない仕訳は、非表示にチェックをいれることで、伝票辞書に表示されなくなり選択しやすくなります。
まとめ
「伝票辞書」は、毎月の決まっている取引を事前に登録しておく機能です。
伝票辞書から選択するだけで複合仕訳入力が簡単にできます。
今日は伝票辞書を登録して業務を効率化する方法についてご紹介しました。
特に、取引関係の仕訳は複合仕訳が多く、毎月の入力が大変だと思います。
是非「伝票辞書」を活用してみて下さいね!