こんにちは、 主人の会社の経理担当をして13年の橘 茉依です。
これから経理のお仕事に就かれる方は、最初はとても不安だと思います。
当時、経理経験のなかった私の、リアルな体験談をお伝えできたらと思います。
経理担当者は、期末決算時になると、決算書類を税理士に提出します。
また、経理担当者がクライアント(依頼者)として、税理士の仕事内容を把握することは、とても大切です。
そこで、最初に税理士の仕事についてまとめてみました。
税理士の仕事内容を解説
税理士は税務の専門家です。
納税者が、スムーズに税金を納められるようにサポートしてくれます。
税理士には、独占業務(税理士だけができる業務)が3つあります。
1 税務代理
2 税務書類の作成
3 税務相談
1 税務代理 納税者(企業、個人)の代わりに税金の申告や申請をする。
税法は複雑で、かつ頻繁に改正されてしまう為、事業主・一般の人には申告が難しい。
そこで税理士が、代わりに手続きをします。
2 税務書類の作成 官公署(県税事務所、市役所、税務署など)に提出する書類。
確定申告 青色申告 相続税申告 源泉所得納付書 決算書(個人事業主、法人)
3 税務相談 税金に関する相談。
節税対策 いかに節税してお金を残していくかをアドバイス
融資相談 銀行から融資を受けやすくする為のアドバイス
相続税・不動産取得時のアドバイス
独占業務以外の仕事
会計業務 経理担当者に代わり記帳作業
経営コンサル (税務に関する一般論の範囲) 経営計画書の作成
などです。
個人では、膨大な時間のかかる手続きを、税理士さんにお願いすると、正確に素早く処理してもらえるので ありがたいですよね!
さらに法人、個人事業主においては、クライアント側にたって、経営面などのアドバイスを頂ける、心強い存在です。
我社では 会社の決算書 顧問契約 社長個人の確定申告を依頼しています。
体験談① 2007年 8月17日 税理士さんと初面談。
主人が会社を設立した為 経理で初めての対外的なお仕事です。
税理士さんは 社長の知り合いの方の紹介で 若い女性の税理士さんです。
事前に電話で、以下のことをお伝えしました。
・法人決算書の作成 個人の確定申告をお願いしたい事
・1月~8月までの領収書、レシートの記帳ができていない事
・設立前にも 設立準備の為 支払い 領収書がある事
・経理初心者である事
税理士さんからは、
「設立以前に支払ったものが、経費になるかを確認したいので
<購入した物 金額 用途 在庫の有無>を一覧で分かるようにしてください」
とのことでした。
当日、社長と初面談に行ってきました。
会計事務所に訪問すると、20名程のスタッフの方が、笑顔で挨拶して下さいました。
応接室で、所長さんと税理士さんに、自己紹介をしました。
お抹茶とお菓子をいただきました。(*^^*)
最初に所長さんから
会社がどんな分野で、どんな商品を扱っているのか、今後の展望などについて、聞かれました。
我社の社長は、人とお話するのが大好きなので、商品について楽しそうに説明し、今後の抱負を熱く語っていました。
ここまでで 1時間30分ほど経過しました。
次に会計業務のお話になり、私が税理士さんに電話でお願いされていた、宿題の表をお渡ししました。
税理士さんから
「交通費などの適用欄の書き方などは、こんな感じでいいですよ 経費になるかどうかは後日連絡します」。
「設立後のレシートなどは、日付順に入力してくださいね」。
「伝票入力は複式簿記の税込入力でお願いします」。( ..)φメモメモ
「何か記帳でわかりにくいことありましたら ご連絡下さい」。
とのことでした。よかった(^^♪
こちらの会計事務所では 会計王を使用しているそうです。
弥生会計ソフトは使用していないとのことでした。
2時間ほどで面談は終わりました。
面談回数は 決算時の1年に1回のみ面談していただいています。
会計事務所によっては 毎月 3ヶ月ごと 半年ごと などあるようです。
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今日は、税理士のお仕事内容と、会計事務所での初面談のお話でした!