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仕訳の覚え方の3つのポイント !効率的な暗記方法のご紹介


貸借対照表の図

帳簿記録をする時の勘定科目は、90個以上あります。
勘定科目の意味や仕訳を最初から全部覚えようとすると大変です😢
でも暗記方法を工夫すると、効率的に覚えられます♪

今日は、仕訳を覚える時の3つのポイントをご紹介します☆
この記事を読むと仕訳が簡単に覚えられる様になりますよ!

簿記の仕訳を覚えるときの3つのポイント

簿記の仕訳を覚える時のポイントは次の3つです。

【仕訳を覚える時のポイント】
① 勘定科目5つのグループを覚える
② 5つのグループの位置を覚える(借方、貸方)
③ 勘定科目がどのグループに属するかを覚える

 

①、②、③の順番に覚えると分かりやすいです!

①    勘定科目5つの属性を覚える

最初に5つの属性を覚えます☆

勘定科目は、以下の5つのグループのいずれかに属しています。

☆資産  現金、預金の他、商品、建物、土地など売るとお金になるもの 
☆負債  借金
☆純資産 資本金
☆収益  売上、受取手数料、受取利息など
☆費用  収益を得る為に使った経費

②    5つのグループの位置を覚える(借方、貸方)

次に5つのグループの位置を覚えます☆

5つのグループの位置は決まっていて、貸借対照表と損益計算書の並びと同じです。

貸借対照表の色分け図
損益計算書の色分け図
貸借対照表                     損益計算書

資産費用左(借方)

負債純資産収益右(貸方)

そして各グループの金額が増える時は、グループの位置と同じ位置で仕訳をします。         

借方の位置に資産と費用
貸方の位置に負債、純資産、収益
借方(左)                                                                   貸方(右)
  • 資産費用の金額が増える時は、借方で仕訳する。
  • 負債純資産収益の金額が増える時は、貸方で仕訳する。   

 

また、各グループの金額が減少した場合は反対の位置で仕訳をします。

借方位置に負債、純資産、収益
貸方位置に資産、費用
借方(左)                                                             貸方(右)
  • 資産費用の金額が減る時は、貸方で仕訳する。
  • 負債純資産収益の金額が減る時は、借方で仕訳する。

金額が増えた時の仕訳の位置だけを覚えて、減少はその反対と覚えると簡単です♪

③    勘定科目がどのグループに属するかを覚える

最後に勘定科目がどのグループに属しているかを覚えます☆

勘定科目がどのグループに属するかを、勘定科目一覧表などを見て覚えます。
実際に仕訳をしたり、問題を解く時に勘定科目の属性を意識すると覚えやすいです。

3つのポイントを覚えてしまうと、もう仕訳は大丈夫です✨✨

私も実践した暗記方法♬

最初は仕訳を丸暗記していましたが、なかなか覚えられませんでした。

そこで、今日ご紹介した勘定科目がどのグループに属しているのかを考える方法で覚えました。

例えば、次のような仕訳問題があった場合

売上が普通預金に30,000円入金された場合の仕訳


売上
収益のグループ
普通預金
資産のグループ

と確認します。

グループの位置を頭に浮かべながら仕訳をする                       

借方
貸方
預金 30,000 売上 30,000

資産の増加なので借方(左)に普通預金30,000 

収益の増加なので貸方(右)に売上30,000

と仕訳をします。
何度も繰り返し仕訳をすると自然と覚えてしまいます☆ 

簿記の仕訳を覚える時のポイントまとめ

今日は、仕訳を覚える時のポイント3つをご紹介しました。

【仕訳を覚える時のポイント】
① 勘定科目5つのグループを覚える
② 5つのグループの位置を覚える(借方、貸方)
③ 勘定科目がどのグループに属するかを覚える


仕訳を正しく確実に覚えたい時は、①②③のポイントを、お試してみてくださいね!